幼児期の英語学習についてはいろんな意見を見聞きしますが、「結局なにがいちばん効果的なの?」と迷っている親御さんも多くいらっしゃるのではないのでしょうか。
子どもの頃、よく車の中で英語の歌を聞いたり子ども向けの英語のビデオを観ていた記憶があるのですが、幼少期に聴いていた英語の歌ってとっても記憶に残っているんです。「トゥインクートゥインクーリールースター」と歌っていた『きらきら星』もその頃に覚えた曲のひとつ。「あーぱーばーはーわーそーはーい」と歌っていた歌詞は「up above the world so high」だったわけですが、ここから改めて感じるのは子どもの耳はとても純粋だいうこと。当時アルファベットは読めませんでしたので情報は目に入ってくる映像と耳から入ってくる英語の音声だけだったわけですが、そのおかげで英語の音をそっくりそのまま耳が受容してくれたんですね。
いまフォニックスが注目を集めているように、幼児期は英語の「音」にアプローチするのがとってもよさそうです。今回取り上げる「Goomies English for Kids DVD 幼児英語DVD」も、幼児向けの曲や発音練習が豊富な英語教材。
百万円近くする某英語教材に比べれば圧倒的に安いですが、できれば元は取りたいもの。以下では、3歳児と1歳児が1か月使ってみた効果と反応を本音でレビューしたいと思います。
Contents
Goomies(グーミーズ)の効果やいかに? DVDを英語初心者姉妹が1か月使ってみた!
わが家の娘たちは英語教室などには一切通っていない日本語ネイティブ。テレビやNetflix、絵本などでたまに英語に触れる程度です。そんな英語初心者の娘たちはGoomiesをどう観たのでしょうか? どんな効果があったのでしょうか?
Goomiesを流すと娘たちが踊り出す!?
Goomiesを導入して早1か月。毎日強制的にかけ流すわけではなく、気が向いたときや子どもが「Goomies観たい!」と言ったときにテレビで再生する形で取り入れました。
GoomiesのDVDの尺は全部で約90分。【アニメ】【単語の発音練習】【歌】で構成される3分間のエピソードが30本入っています。まずアニメが始まると、なんだなんだ〜と子どもたちがわらわらやってきます。短いアニメーションが終わると6つの単語の発音練習。それが終わると英語の歌が映像付きで流れます。この短いスパンでコンテンツが再生されていくので、次々に興味が移りがちなわが子も飽きずに楽しめています。
子どもたちは特に【歌】のパートが大好き。これはおそらく、映像の中でも同年代〜少し年上の子どもたちが楽しそうに歌に合わせて踊っているからだと思います。思わず「E-I-E-I-O〜♪」と一緒に口ずさみたくなる童謡や「Pat-a-Cake」のように手遊びを楽しめるマザーグースなど子どもにも馴染みやすい曲がたくさん収録されているのですが、それに合わせてテレビの中にいるお友達が楽しみ方の手本を見せてくれるので、テレビの前にいる娘たちも一緒に遊んでいる感覚で楽しんでいる様子。最近では曲が始まるとすっ飛んできて踊り始めるようになりました(笑)。
もうひとつ意外な収穫だったのが、日本語が一切入らないこと。自宅のリビングが90分の間たっぷり英語オンリーの空間になるのも嬉しいポイントでした。これが長すぎるという場合はエピソードごとに再生することもできるので、長時間テレビを見せたくないという親御さんにはこちらの再生方法もおすすめです。
フラッシュカード形式で英単語の発音練習ができる
【単語の発音練習】のパートは、フラッシュカードのように次々に現れる札の絵を見ながら、ネイティブの音声で英単語の発音を学べるコーナー。こちらは姉妹ともに歌のコーナーほど食いつきがよくなかったので、英単語を覚えるのはまだちと早かったかな〜なんて思っていたんです。
…が!!
この原稿を書いているのを側でみていた3歳娘がPCの画面を覗き込みながら「あ!Goomiesだ! Bee! Spider! Butterfly!…」と、上の画像に出てきたカードを指差して読み始めたので現在進行形でちょっと困惑しています。娘はまだいくつかのアルファベットが読めるか読めないかなので絵で見て判断しているのでしょうが、DVDを流しておくだけでイメージと英語の音とが子どもの頭の中で結びついてくれたのは、英語の発音に自信のない母親としてはありがたい現象でした。
フォニックスの要素はある?
「ABCDEFG〜」のような歌はありましたが、フォニックスが学べるシーンはなかったように思います。ですので、フォニックスの教材が欲しいという場合にはこちらは適当ではないように感じました。一方、わが家のようにまずはネイティブの発音が聴ける教材で英語に親しむところから始めたいという方にはこちらがぴったり。フォニックスもカバーしておきたかったので、わが家ではこちらのLeap Frogのマグネットトイを別でポチりました(レビューはまた後日)。
結論
GoomiesのDVDを見せ始めて1か月。1歳児と3歳児に起こった変化はこんな感じでした。
1歳児
まだ発語の少ない1歳児はGoomiesのDVDのパッケージを本棚から引っ張り出してきて、アニメの主人公を指差し「これ見せて」というようなアピールをするようになりました。アニメと発音練習のコーナーでは「あ!あ!」と指差し。歌のコーナーでは腰をフリフリ踊っています。
3歳児
突然思い立ったように「Goomies見たい」と言うのですが、じっとしてDVDを観ているわけではなく、遊びながら片手間で観ることが最近は多くなりました。それと同時に、はじめは無反応だったアニメのセリフや歌などで聞こえた言葉を一緒につぶやいている様子も見られるように。シャドーイングしてるなぁくらいに静観していましたが、いつのまにかいくつかの英単語をソラで発音できるようになっていたのには正直びっくりしました。あまり英語教育に力を入れてこなかったので、これだけでも嬉しい収穫でした。
というわけで、英語にそこまで熱心ではないけれど本当は英語に早く触れさせたほうがいいのかしら…なんて迷っていたわが家ではGoomiesを導入して”正解”でした。同じように英語教育の方針に迷っている方はぜひチェックしてみてくださいね♪
\Goomiesの発売元サイトなら会員登録で割引になるようです/
「うっかりペネロペ」の英語教材という選択肢もアリ
Goomiesの発売元から、「うっかりペネロペ」の英語吹き替え映像を使った英語教材(DVD)が先日発売されています。Netflixでもたまに子どもが観るのですが、ペネロペの映像音声って、日本語ver.しかないんですよね。ペネロペを好きなお子さんでこれから英語にも触れてほしいと考えられている場合は、こちらも要チェックです。