・つまむ動作で手先を器用に動かす
・形を認識し空間認識能力を高める
・同一性を見きわめ(ペアリング)、分類する(ソーティング)
・集中力を養う
幼少期に指の巧緻性や空間把握能力を鍛えるおもちゃに、積み木やパズルがあります。なかでも「型はめパズル」はピースと型とを見比べて同じ形のものを選びとり、手で実際にはめ込むという高度な思考と技術が求められます。
今回はそんな「型はめパズル」を、100均の材料と廃材(段ボール)を使って手作り。木製の”つまみ(ノブ)”も取り付け、本物のはめ込みパズルと同じように使えるようにしました。材料費はたったの200円(税抜)。筆者はモンテッソーリの教具「葉っぱのキャビネット(葉のたんす)」を参考に葉っぱの形を採用しましたが、好きな色と形で作ってみてくださいね。では、さっそく作り方を見ていきましょう。
100均de簡単手作り!「型はめパズル」の作り方
「型はめパズル」の作り方を紹介します。木製で作れれば一番いいのですが現実的に厳しいので今回は段ボールをメインで使います。サイズはお好みで構いません(筆者はAmazonで通販した際に梱包の中によく入っているA4サイズの段ボール2枚を使用しました)。
1.段ボールを6分割にカットする
2.段ボールに図を下書きしてカットする
3.型はめパズルの土台を作る
4.型はめパズルのピースを作る
5.つまみ(ノブ)を取り付ける
6.完成!
100均(ダイソー)のトレイに並べて収納。ぴったりおさめると横向きになってしまいました。。正方形で作るか、はじめに使いたいトレイにおさめてみて、向きなども調整しておくのがよさそうです。
無印良品の木製角形トレーにのせるとぴったりでした♪
わが家の3歳児も、葉っぱの型はめパズルを気に入ってくれた様子。やり終わると、本棚からこちらの絵本を持ってきてめくっていました。
植物の部分の役割や関係性を絵本で認識しながら、パズルの形や本物の葉っぱを実際に見て触って比べると、知識がより深いものになるかもしれません。
型にはめたり、本物の葉っぱと見比べて分類したりして遊んでみてくださいね!