観てきました!映画「モンテッソーリ 子どもの家」感想 レビュー

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GoogleやAmazonの創業者、藤井聡太棋士ら世界中の“天才”たちを育んだ《モンテッソーリ教育》の魅力と子どもたちの成長を追ったドキュメンタリー映画『モンテッソーリ 子どもの家』が、2021年2月19日(金) より新宿ピカデリー、イオンシネマほかにて全国公開することが決定したそうです!

イタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案して以来、世界中に普及しているこのメソッドとは、一体どんなものなのだろうか?本作は、ルーベにあるフランス最古のモンテッソーリ学校の幼児クラスに2年3カ月間密着。育児のヒントや教育の重要性のみならず、未来をつくる子どもたちが単なる「ちいさな大人」ではなく平和の担い手であることを、我々に開眼させる珠玉のドキュメンタリー である。

映画「モンテッソーリ 子どものいえ」公式HPより

日本語版の吹き替えは本上まなみさんと向井 理さんが担当。
マリア・モンテッソーリの声を務めた本上さんのコメントがとても印象的だったのでご紹介したいと思います。

静かだけれどもの凄くスリリングな、攻めてる映画!幼い子どもの真剣なまなざしってこんなにも美しいものなのですね。アイロンを掛ける、マッチで火を点す「あぶない!」ってことも自由にできる環境に驚きました。集団生活でありながら個を大事にする(「同調」を強制しない)教育メソッド。ここには私たちが忘れていたたくさんのヒントがある。仲間の挑戦を静かに見守る小さな「ぼく」や「わたし」の姿に胸がきゅっとしました。

映画「モンテッソーリ 子どものいえ」公式HPより

モンテッソーリ 子どもの家
監督・撮影・録音:アレクサンドル・ムロ
日本語吹替:本上まなみ/向井理
2017年/フランス映画/105分/カラー/ビスタ/5.1ch
原題:Le maître est l’enfant/英題:LET THE CHILD BE THE GUIDE
日本語字幕:星加久実/日本語字幕監修:田中昌子 大原青子
提供:スターサンズ、イオンエンターテイメント、朝日新聞社
レイティング:G
配給:スターサンズ、イオンエンターテイメント

子育て中はなかなか映画館に行くこともままなりませんが、お時間があればぜひチェックしてみてくださいね! 

2月21日、観てきました!

映画「モンテッソーリ 子どもの家」観てきました。

生き生きとした目で黙々とお仕事をする子どもたちの一人一人が本当に素敵で、不思議とやさしい気持ちになれる幸せな2時間でした。たくさんのお仕事が出てくるので、おうちモンテをされている方には是非おすすめです。多くのヒントが見つかると思います。

しみじみと伝わってきたのは【教育者は謙虚な観察者である】ということ。「知育」というとつい親の気持ちが先行してしまい「知を育てる」意味でとってしまいますが、子の「知が育つ」のを見守るのがおそらくモンテッソーリメソッド。

子育てにおいてもおうちモンテにおいても、親は子を尊重し、環境づくりに徹することができたら、子はのびのびと成長していくのかなぁと素人ながらに希望を持って帰宅しました。(メインビジュアルにもなっている4歳のジェロ君の集中ぶりには劇中何度も驚かされ、ポスターを見るたびにまた微笑ましい気持ちになっています)

モンテッソーリ教育とはなんぞや? と思われている方にはその答えが見つかるはずですし、モンテッソーリ教育の現場を見て自分でも取り入れたいと思われている方にもぴったりの映画です。

また、子育て中ってなかなか部屋が片付かないのですが、この映画に出てくる「子どもの家」のなんと整頓されていること! 子どもは生後すぐの時期から「秩序の敏感期」にあたり、モノの位置や順序に強いこだわりを持ちます。ですので、我が家もものを断捨離して部屋をきれいに保たないとなぁというモチベーションにもなりました(笑)。お時間ありましたらぜひ! おすすめの映画です。

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