このブログでは手作りの知育玩具の作り方を主に紹介していますが、やっぱり本物にはかなわない!と思うことも多々あります。特に、木でできたおもちゃは質感が断然良いですし、プラスチック製のものでも、子どもの興味をひくカラーリングのものやギミック、形など、よく考えて作られているものは子どももとても楽しそうに遊んでいます。ここでは、筆者が実際に子どもに使わせたもので買ってよかったと思ったおもちゃたちを、簡単な感想とともにご紹介します!(新しいおもちゃがランクインすることになったらまた更新します)。
木のおもちゃ編
01.指先の細かな動きをドイツ製クーゲルバーン「シロフォン付 玉の塔」(ベック社)
モンテッソーリの教室にあったものをうちの2歳児が気に入り、わが家でも購入した玉の塔(クーゲルバーン)。小さな玉をつまんで穴に入れて転がすという細かい指の動きを必要とするので、手先を器用に動かす練習ができるのがポイントです。最後に、シロフォンのきれいな音が鳴るのがとっても嬉しい様子♪ 0歳児も玉を目で追って手を伸ばそうとするので、追視の訓練にもなっているかなと思います。
02.将棋の藤井聡太棋聖も使った傑作ブロックトイ「キュボロ」の廉価版
モンテッソーリ教育を受けて育った将棋の藤井聡太棋聖が使っていたことで人気になった木のおもちゃ「キュボロ」。本家本元はかなりお値段がするためわが家は廉価版を買いましたが、特に不自由なく使えていますよ!キューブの内側と外側には溝がついており、ビー玉が通れるように道を組み立てていきます。筆者もやってみましたが、なかなか難しい(笑)。3次元で立体を捉えて構成する力と、プログラミング的思考を培えそうです。
03.計算し尽された比率の板が子どもの想像力を引き出す! 「KAPLA」(カプラ)
科学と芸術教育に力を注ぐフランス文部省の推薦教材として知られる積み木。 考案者トム・ブリューゲンが15年に及ぶ試行錯誤の末にたどりついた比率を持つ薄い木の板で、想像力を存分に引き出せます。とってもシンプルな積み木ですが、この板を並べ、積み上げていき、少しずつ角度をずらすなどの工夫を加えると、一般的な積み木では見たことのないような作品ができあがるんです。毎回どんな作品ができるのか楽しみに見ています。
04.数を量として認識するのに最適!「レインボーアバカス」(Voila)
某・右脳を鍛える幼児教室・七◯式の教室に見学に行ったときにいいなと思ったのが、とっても大きな100玉そろばん。大きめのカラフルな玉が空間を移動していくので、数を量として感覚的に捉えられるのが魅力。「10色のカラーリング」「木製」という点に惹かれ、わが家はこちらのレインボーアバカスを購入しました。「あか!」「あお!」「いちにさんし…」と口に出しながら玉をカチャカチャと動かして遊んでいます。
05.指の巧緻性を高めながら数学的思考を養える「プラステン」(ニック)
本ブログでも何度かプラステン風のおもちゃの作り方を紹介してやはり本物にはかないません。。5色の配色が目をひき、色彩は二重丸! 玉を入れるたびにカチャカチャと鳴る音や肌触りも木のおもちゃならではです。紐やサイコロを使えば、数を理解したり、足し算・引き算をしたり、紐通しをしたりと多彩な遊び方ができるのが嬉しいですね。0歳児も2歳児も飽きずに遊んでくれていますよ。誤嚥しにくいサイズなのも安心◎
≫100均で手作り!プラステン風おもちゃの作り方
06.0歳から”音”に親しめる木のおもちゃ「森の合唱団」(オークヴィレッジ)
子ども用の木琴。娘2人とも0歳のころからお気に入りで、ばしばしとはじめは乱暴に、年齢が上がると音を楽しむように叩いていました。驚くべきは、すべての鍵が同じ長さであること。学校で使っていた木琴は、音の高低で鍵の長さも違いましたよね。この木琴は、長さが違うかわりに、鍵によって違う種類の木材を使用しているんです。鍵には「ひのき」「なら」「さくら」などの文字が刻印されているので、植物図鑑などと照らし合わせたりして木の名前を覚えてもいいかもしれません。モンテッソーリの教室にはこれの琉球版があったのですが、鍵盤を適当にたたくだけで沖縄の涼やかな響きが聞こえてきてこちらもとても素敵な音色でした。
日本の童謡でよく使われる音に絞った童謡版もあるようです。
色と形のおもちゃ編
07.歯車を連動させる達成感に子どもも大人もハマる!「カラフルギア」(ケルチェッティ)
ぐるぐると歯車を回転させて遊ぶおもちゃ。歯車同士が噛み合うようにはめていくと、1個の歯車をまわすだけで他の歯車も連動して動き出し、子どもも大喜び。これを買った1歳のころはくるくるまわすだけだったのですが、3歳前になると自分で歯車をはめようとしたり、まわる様子を見て「わー!すごーい!」と喜んだりとどんどん遊べるようになってきました。うまく動かせると達成感を感じられますよ。大人も一緒になって頭と指先を使って楽しんでいます(笑)
08.手の小さい幼児に最適なサイズの鉄板ブロックトイ「レゴ・デュプロ」(LEGO)
幼児から使えるブロックトイ。デュプロは1歳前後の赤ちゃんでもカチャカチャと触って楽しめ、誤嚥の心配も少ないのが嬉しいポイントです。ブロック同士をはめたりはずしたりする動作は指先の力を使うので、指の巧緻性を高めるにも有効。ブロックを自由に積み上げたり組み立てて遊べるので、子どものクリエイティブな好奇心を刺激してくれていますよ!
09.数学センスを磨ける図形あそび「マグ・フォーマ―」(ボーネルンド)
平面や立体を作って遊べる知育玩具。マグネットを内蔵し、ピースをカチャカチャとくっつけて新しいカタチを簡単に生み出せます。三角形と四角形のピースからなるこのおもちゃは、ピース同士を組み合わせてそれをさらに立体へと組み立てていくことで、図形を理解しながら数学的センスも磨くことができますよ。0歳児はこれを触ったり噛み噛みするのが大好き!2歳児はいろんなカタチを組み立てては喜んでいる様子。↓の「ピタゴラス ひらめきのプレート」も気になっています^^;
10.フランス発モザイクマグネット「iotobo」(ボーネルンド)
娘が1歳の頃、ボーネルンドの運営する屋内遊技場キドキドに行ったときにハマったマグネットトイ。モザイクのタイルのようにピースを組み合わせて円を作ったり魚や鳥のような形を作ったりして創造力を培えます。筆者が買ったのは上の写真のものとは違うシリーズ?なのですが、赤、青、黄の三原色+緑のカラーリングや、子どもの手にフィットする絶妙なサイズ感がお気に入り。大きなホワイトボードに貼ったままにしているので、気が付くと新しい娘の作品ができているのが面白いです。(ボーネルンドではもう取り扱っていないようで、Amazonではすごい値段になっています。。販売店を見つけたら追記します!)