・服のボタンをじぶんでかけられるようになる
「自分で!」「自分でやる!」。2歳を過ぎイヤイヤ期がはじまると、そんな”自立”へと向かう子どもの声がだんだん聞こえてくるかもしれません。うまくできない子どものもどかしい気持ちに根気強く付き合うのは並大抵のことではありませんが、モンテッソーリ教育では子どもの能力がぐんと伸びる時期を「敏感期」として定義し、とてもポジティブにこのイヤイヤ期を捉えます。服を着て、靴下も自分で履いてと、毎日の生活のなかでできることが増えていくこの時期は、親としてはとても大変な時期であると同時に、子どもの目覚ましい成長にたくさん出会える時期でもありますよね。ここでは、そんな時期にオススメのボタン練習のためのおもちゃを紹介します。
ミシンを使わずにボタン練習用のおもちゃを作ろう
この写真は2つとも、筆者が手作りしたボタン練習用のおもちゃ。はじめに魚の形をしたおもちゃ(写真上)を作ったのですが、使うボタンの数が多く、面倒くさがり屋の筆者にとってはなかなか面倒な作業でした。。そこで作ったのが写真下の「ボタンスネーク」です。おもちゃの仕組みはいたってシンプル。まるで蛇のように、ボタンの付いたリボンをうねうねと布の穴に通して遊びます。ミシン要らずで簡単に作れるので、毎日の家事・育児・仕事でミシンを出すのも面倒という方にオススメ! では、早速作り方を見ていきましょう。
「ボタンスネーク」の作り方
≪ 100均 de おうちモンテ のレシピ≫
■製作費:330円〜
■用意するもの
・洗えるカラーフェルト(10枚)(ダイソー)
・ラッピングリボン(ダイソー)
・ボタン(筆者は手芸店の150円ほどのウッドボタンを使用しました。もちろん、100均に売られているボタンや、おうちにあるボタンでも全く問題ありません!)
・針
・糸
・手芸用の裁ちバサミ
・チャコペン
1.フェルトのサイズを揃える
2.好みの形にフェルトをカットする
3.ボタン穴を下書きする
4.ボタン穴を開ける
5.リボンをカットする
6.リボンの両端にボタンを縫い付ける
7.完成!
「ボタンスネーク」でボタンを通す練習をしてみよう
まずは大人の方が手本を見せてあげましょう。
次は子どもの番。まねしてボタンを通して行きます。
全て通し終わったら今度はボタンを外す練習をしてみてくださいね。大きいボタンをスムーズに通せるようになったら、さらに小さいボタンとリボンを用意してまた練習してみるのもオススメです!
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