お外でも、モンテッソーリのエッセンスを楽しむことができるんです。 「おうちdeモンテ」なんてタイトルのブログですが、いきなり舞台は屋外です。
リフレッシュも兼ねて、人口密度の小さい海岸に行ってきました。さあ、おそとdeモンテッソーリです。
冬の海は人も多くなく、波の音を聞いているだけで本当に癒されます……。そして子どもたちにとっても恰好の遊び場。砂浜はいわば、大きな砂場です!この日は漂流物が多く、大きめの石がたくさん流れ着いている場所を見つけました。
石の形や柄もさまざま。うすっぺらいものや、まんまるのもの。しましまのものや、きれいなグリーンの石。2歳の長女は夢中で拾っています。
こんなにたくさん拾えました!
おうちに帰って並べてみます。
小石のほかに、いろんな形の貝がらや、ガラスが海の流れのなかで丸みを帯びたシーグラスもたくさん見つけました。
色や模様、重さや大きさがひとつひとつ異なる小石、風で美しい模様を描く砂などを見ていると、どんなに高級な教具さえ、自然の美しい造形にはかなわないなぁと思ってしまいます。
話は戻りますが、たしかにこのブログは「おうちdeモンテ」などと銘打ってはいるのですが、子どもが学ぶ場は屋外/屋内なんて関係ないんだということがこの日の娘たちの様子からもよくわかりました。海に行くと何も言わなくても子どもは勝手に遊び始めます。持ってきたバケツを持って、自分の足元にたくさんたくさん落ちている砂のなかから、めぼしい貝殻や小石を拾い、自分の意志でそれを拾い上げるのです。この動き、モンテッソーリの「あけ移し」のお仕事の動作にそっくりですね。
からだいっぱい使って自然を感じる機会もたくさん作ってあげなきゃなと思った昼下がりでした。