【100均でモンテッソーリ教具を手作り】砂数字板の作り方【算数教育】

春頃から、モンテッソーリの算数教育に関する書籍を読みあさっている母ですが、どの本にも共通していたのが「具体から抽象へ」という原則。量(具体)を理解し、そのシンボルとしての数詞(抽象)を知り、最後にこれらを一致させる。この過程を経て、数字を理解していきます。

今回作った砂数字板は、言語教育で使用する砂文字板の数字ver. 。正直、砂文字板はひらがなもアルファベットも数が多過ぎて作るのがとっても大変なのですが、数字なら0〜9までの10枚だけ! 気持ち的にもハードルが低く、気軽に作り始められました。

この教具のねらい・ひらがなの書き順を覚える・文字や線を指でなぞり、自分で書けるようになるモンテッソーリ教育において、3~4歳は文字の敏感期。文字を書くということに関して、強い興味と成長を見せる時期です。筆者個人は、早期に文字を教えない(活字に触れさせない)シュタイナー教育の考え方も捨てがたく、概念でことばを固定せずに音としての言葉の豊穣な言語世界を幼いうちにたくさん体験してほしいと思っていたりもするのですが(汗)、3歳になった娘は「デザインあ」などの影響もあり、なんとなく文字に興味が出てきた...
【 100均 de モンテッソーリ 教具を 手作り 】ダイソー「あいうえおカード」を... - おうちdeモンテ
このブログや、おうちモンテのアイデアをまとめた電子書籍「100均でモンテッソーリ」でも砂文字板の作り方を紹介してきましたが、ひらがなやアルファベットは数が多いので作るのにもなかなか手間がかかります。。http://ouchidemonte.com/diy-aiueo-cards-1/ところが先日購入した書籍が、砂文字板として使えることが判明! お値段もお手頃だったので、ご紹介します。書籍「MONTESSORI letter work」を砂文字板として使ってみたその書籍がコチラ。「MONTESSORI letter work」です。以前にも書いたかもしれませんが、映画「モンテッ...
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さっそく作ろうとグリッターペンを100均に買いに行ったのですが、なぜかどの店舗も取り扱いがなくなっており、ようやくこちらをゲットしてきました。が、結論から言うとこれは失敗。今回、塗る部分が広く、均一に塗ることができませんでした。

乾くとこんな感じに。娘が「きれ〜い!」と気に入ってしまったので、はじめに作った「0(ゼロ)」だけがキラキラと輝いています(^^;)

というわけで仕切り直し。改めて、100均でちょうどいいサイズにカットされている厚紙と紙やすりを用意しました。

カーボン紙で数字を写して、カッターで慎重にカット。

ちょうどいいサイズにカットしたやすりを貼り付け、このやすりを挟むようにさらに裏側に厚紙を貼り付けたら完成です。

はじめは紙やすりを数字型にカットして貼り付けようと計画したのですが、難しそうだったので厚紙の方をカットする形に変更。凹んだ部分がざらざらになっていい感じに仕上がったように思います。

紙やすりをはさみで切ると刃がこぼれてしまうので、折り目をつけて手で破るか100均などのはさみを用意するのがおすすめです♪