【300円均一 de モンテッソーリ】クリスマス直前!マトリョーシカ人形で絵あわせ+ひねる動作のお仕事をしてみよう【スリコ】【スリーコインズ 新商品】【2歳】【3歳〜】

もうすぐ12月。クリスマスの季節ですね! スリーコインズ のクリスマスの新商品に、こんなものを見つけました。

スリーコインズ のマトリョーシカ人形
スリーコインズ のマトリョーシカ人形(サイズは一番大きいもので高さ8cmほど)。1セット330円。カラバリ2種類。

クリスマスツリー……ではなく、クリスマス柄の、マトリョーシカです♪ 

マトリョーシカでモンテッソーリ!?

このブログは主にモンテッソーリの教具や知育玩具を紹介しているサイトですが、なぜここでマトリョーシカなの?と思われた方も多いかもしれません。私も、まさかこのサイトでマトリョーシカを紹介することになるとは数ヶ月前までは思いもしませんでした。

さかのぼること数ヶ月前。まだ娘の幼稚園探しをしているとき、モンテッソーリを取り入れている幼稚園の教室を見学する機会がありました。そこには木でできたたくさんの教具が整然と並べられていたのですが、そのなかに見覚えのある人形が置かれていたんです。それが、ロシアの民芸品としておなじみ、マトリョーシカ人形でした。

対応してくれた幼稚園の先生に「なぜマトリョーシカ人形がモンテッソーリ園の教室に?」という疑問に答えてもらったので、ここで紹介したいと思います。

段階づけ(グレーディング)

以前も紹介しましたが、モンテッソーリの感覚教具と呼ばれる教具の重要な要素はペアリング(同一性を見きわめ対にする)、グレーディング(段階づける)、ソーティング(分類する)の3つとされています。この3つの動作を行うことで「知性」が引き出されるというのが、モンテッソーリの重要な考え方です。

一般的なマトリョーシカ人形は、同じ絵柄でサイズが微妙に異なる複数の人形が入れ子構造になっていますね。これらのサイズを見極めて順序立て、中に仕舞うという作業はグレーディングのお仕事そのもの

0〜3歳向けのおもちゃにこの入れ子構造を利用したおもちゃがありますが、アレと同じ効果をマトリョーシカでも狙えるのですね。一番小さいマトリョーシカを、次に小さいマトリョーシカ人形に入れ、さらにまたそのマトリョーシカ人形を…という具合にしまっていきます。手を動かしながら段階づけていくことで知能を高める”お仕事”になるというわけなんですね。

ただし、今回紹介しているスリーコインズ のマトリョーシカ人形は絵柄がそれぞれ違います。また、人形は3つしかないので、3歳頃には一連の作業も簡単に感じてしまうかもしれません。その場合は、すべて同じ柄でかつ人形の数も5個以上あるようなマトリョーシカ人形を選ぶことをおすすめします。

手首をひねる動作

マトリョーシカ人形を”おうちモンテ”の教具として取り入れる利点の2つ目は、手をひねる動作の練習ができること。

スリーコインズ のマトリョーシカ人形
3歳の娘ががんばってひねっています

マトリョーシカ人形を開けるには、大人でも結構な力が必要ですよね。子どもならなおさら! しっかりとマトリョーシカ人形の上と下を握って、キュッと手首をひねります。

スリーコインズ のマトリョーシカ人形

中身が出てきたら…

またギュッとひねって開けていきます。

▽参考:手首をひねるねじ回しのお仕事はコチラ

0〜6歳は運動の敏感期特に1〜3歳頃は、手首をひねり、関節の可動域を広げて日常生活を送る練習をするのにぴったりの時期。大きいものだと小さい手には持ちにくいかもしれませんが、スリーコインズ のものは比較的小さいものですので、低年齢のお子さんが握るのにぴったりだと思います。

絵あわせ

パカっとあけたマトリョーシカ人形を元に戻す際に、とても大切なのが2つのパーツの絵柄を合わせること。つまり、絵あわせです。

大人なら無意識にやってしまいそうな動きですが、子どもには意外と頭を使う作業のよう。わが家の3歳児も「あれれ? ちがう…」とつぶやきながら、手首をひねったり、また閉め直したりして、上下の絵柄を合わせていきます。

キュッとねじって、こんどこそ絵柄がきちんと合いました!

じゃーん!

ちなみに裏側はこんな感じになっています。

330円で木製のマトリョーシカ人形が買えるとは驚きでした。ただし、品質は個々の商品で若干異なるようです。筆者が購入したものは表面はとてもきれいでしたが、開けてみると1個だけ中が欠けていました。

うーむ。。

とはいえ、しっかりと閉まりますし、330円で買えるのは嬉しい限り。なおAmazonなどでもロシア製のものや自分で絵付けができる白木のものなどが買えるようです。

ぜひ、マトリョーシカでおうちモンテ、試してみてくださいね♪

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