・色の明度の違いや濃淡を経験し、色の美しさに触れる
・色の名前を覚える
・身の回りにある色に興味を持つ
モンテッソーリには「色板」という教具があります。
さまざまな色合いのカードには濃淡があり、明度や色彩を比較しながら色の美しさに触れたり、色の対比や組み合わせ方をまなぶことができます。もちろん、本物の教具を作るのが一番!ですが、安いものでも6000円以上するため、手作りで「なんちゃって色板」を作ってみました。(あくまでも「なんちゃって」です。色の美しさが大事だと思いますので、気になる場合はより上質な折り紙を選んだり、本物の教具の購入を検討されるのをおすすめします)。
≪ 100均 de おうちモンテ のレシピ≫
■製作費:220円〜
■用意するもの
・折り紙(40色以上入っているもの)×2パック
・鉛筆
【 100均 de おうちモンテ 】
モンテッソーリの「色版」を手作りしよう
どうにか色板を自作できないかと色々試してみましたが、失敗しながらたどりついた答えが「めんこ」でした。めんこといえば、2色の折り紙を使って折るのが一般的ですが、私が作ったのは同じ色の折り紙を2枚組み合わせたもの。2枚の紙を何回も折ってさらに組み合わせることで強度が出ますし、子どもの手にぴったりのサイズ感なんです。
追記2020.4.11)ダイソーでも50色折り紙を見つけました!!
1.同じ色の折り紙を2枚、鉛筆を用意する
※わかりやすいように違う色の折り紙で紹介します
2.折り紙を半分に折り、★の部分に軽く折り目をつけて開く
3.折り紙の右端を、作業2で付けた折り目(★の部分)に重ねる。画像の赤丸で囲んだ部分(折り紙が重なった部分に鉛筆で印を付ける
4.作業3で付けた丸印の部分を折り、折り紙を三等分にする
5.作業4を折ったところ
6.もう一度折る
7.右端の部分を写真のように折る
8.もう片方も同様に折る
9.もう1枚の折り紙も同様に折る
10.2枚を写真のように重ねる
11.写真のように、外側の4個のツノを折り込んでいく
12.作業11で最後に折ったツノを、もう一枚の折り紙の下に差し込む。実際は、写真右のように、2枚とも同じ色の折り紙で折ってくださいね。
13.他の色もすべて折って完成です!
△(失敗例)厚紙製の色板は耐久性がイマイチ
めんこを作る前に、カード大に切った厚紙に折り紙を1枚ずつ巻き巻きして100色の色板を作ったのですが、子どもの手の力をあなどっていました……。せっかく頑張って作った色板、はじめは大変興味深そうに手に取って遊んでいましたが、遊んでいるうちにグシャッ、グニュっとやられて遊べる状態ではなくなってしまいました。。トホホ
次の記事では、ここで作った色板の使い方、遊び方をご紹介します。(収納方法はコチラ)